Kinoco 様
書き込みありがとうございます。
毎日天候が不順で、早く涼しくなるとよろしいですね。
お問い合わせの件、以下ご回答させて頂きます。
Kinoco 様が9月中旬の結婚式にお召しになる着物ですが
たとう紙には紗単衣長着、帯には夏八寸名古屋帯 絽綴とあるそうですが
紗の着物も絽つづれも7月8月の盛夏に着用します。
又、Kinoco 様のお母様の着物は、織の着物「紗」ですので、
結婚式にお召しになるには軽い感じがいたします。
一度実物を拝見してみたいです。
9月は紗とは材質の違う、袷の着物から裏を取った形の「単衣」を着用いたします。
合わせる帯は、月の前半は芯の入った夏用名古屋帯(絽綴は芯が入っておりません)
紗袋帯などを、後半は冬帯を合わせます。
合わせる帯によって長襦袢も半襟他帯揚げなども夏仕様か冬仕様になります。
9月の結婚式にお召しになる着物は「単衣」の訪問着又は色無地がよろしいですね。
着物には、季節に合わせて着物を着替える、更衣(ころも替え)の約束事がございます。
最近は日本を訪れる外国人が多いようですが、どうぞ若い皆様に着物を通して
豊かな日本文化を伝えて頂きたいと願っています。
弊社HPに4年3ヶ月にわたり「昭和の着物語り」として季節の着物をご紹介しております。
https://kr-aki.co.jp/wpaki/?p=448
ご覧いただければ光栄です。