eri様
東京では桜が咲き始め、間もなく街が桜色に染まる季節を迎えます。
この度は、書き込み誠にありがとうございます。
雪景色の中でおからげにした色打掛を着て写真を撮りたいとのご希望ですね。
ご質問を拝読して、戦後幼き頃、約3年ほどでしたが、雪国新潟で過ごした遥か遠い記憶がよみがえりました。
「雪の朝 二の字二の字の下駄のあと」
江戸時代の女流歌人の俳句のような美しい光景が想像されます。
色打掛をおからげにして、室内を歩くだけでも大変なのに雪の中を歩いて撮影するのはさぞかし困難かと存じますが
上記の俳句のような世界が実現すると宜しいですね。
私は子供の頃、歯に滑り止めのついた爪皮つきの下駄を履きました。
前もって、どの程度足袋に水分が付着しないか雪下駄を履いて確認しておくのも大切かと存じます。
又ご指摘のように、打掛をさばいて歩くのは重いですし、かなり難しいと思われます。
この点でも前もっての練習は必要かと思います。
雪の季節の寒さは覚悟が必要ですね。
しかし、先ほどの俳句にもあるように、まだ踏みしめていない雪中で、下駄の足跡が続いた先の打掛姿は
かなり画になりますね。
どうか実現されますようにと祈っております。
着物レンタルあき マネージャー 安部 麗子