新婦の実姉が色留袖ではなく訪問着なのは非常識ですか? | 着物レンタルあき

Q.ちぃさん様からのご質問

  • ちぃさん様
    31歳既婚の女性です。

    11月に26歳の妹の結婚式があります。
    結婚式は神前式、披露宴は洋風なパーティーの形式です。
    夫と2歳の娘と参加します。

    和装で参加したいのですが、色留袖と訪問着のどちらにすべきか悩んでいます。

    色留袖は上半身に柄がないので、座っていることが多い結婚式ではせっかくの柄 が見えなくなって残念かなと思い、上半身にも少し柄のある訪問着の方が素敵だ なと思っています。

    新婦の実姉が色留袖ではなく訪問着なのは非常識ですか?

  • あべ先生
    ちぃさん様

     書き込みありがとうございます。

     今年の夏は猛暑の連続でしたね。

    気候も良く自然の美しい季節、11月の佳き日にお妹様の結婚式とのこと誠におめでとうございます。

    その際の着物でございますが、結論から申し上げて色留袖のご着用をお勧めいたします。

    既婚女性の正礼装は、留袖でございます。

    特に結婚式での装いは、お相手のご親族様初め、お招きを受けた皆様の事も考慮して、約束事に則った装いをなさるのは、そうした皆様に礼をつくす事になります。

    ご指摘のように、江戸褄模様の色留袖は、腰から下の模様ですので着席されると上半身は無地となりますが、披露宴はパーティ形式で行われるそうですので、全身の着物姿を見て頂けるかと存じます。

    なお訪問着は略礼装となります。

    特に結婚式でのご親族の装いは、ご自分の感覚ではなく広く周囲への配慮も必要かと思います。

    ぜひ、色留袖でお出まし下さいますよう。

    その他ご不明の点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

        着物レンタルあき  マネージャー 安部 麗子

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