特集・今よみがえる90年前の色彩 | 着物レンタルあき

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今よみがえる90年前の色彩 8

 ☆蘇った色彩5☆ 【三つ紋付雪輪模様の色留袖】  昭和5年1月4日撮影 前回ご紹介した、雪輪の小紋に続き、今月も同じ雪輪模様の色留袖です。 三つ紋付きの(背中心と両袖に家紋が施されています)この色留袖は、正礼装としての... 続きを見る

昭和の着物語りについて

特集:「昭和の着物語り」季節の特集(2012年7月~) 着物歴50年。渋谷本店店長の安部が「昭和の時代」の着物にまつわる様々なお話ををご紹介いたします。 歴史的な資料価値を持った安部個人所蔵の作品を四季のコーディネートと... 続きを見る

今よみがえる90年前の色彩 12<最終回>

季節の特集 <最終回> [昭和の着物語り 12]  着物の更衣(ころもがえ)は6月1日ですが、お茶の世界では5月に一足早く、炉から夏仕様の風炉に変わります。例年ですと5月には、茶道の各流派で、初風炉の茶事が行われます。 ... 続きを見る

今よみがえる90年前の色彩 11

☆蘇った色彩8 ☆  【白い花の小紋】  白い花模様が映える利休色の小紋と袋帯をご紹介いたします。 下の写真は春のお茶会でお点前をする絹様(右)です。【昭和14年3月6日撮影  月光殿にて】 *注:重要文化財護国寺月光殿... 続きを見る

今よみがえる90年前の色彩 10

 [昭和の着物語り 10] ☆蘇った色彩7☆ 水ぬるむ気候になりました。春はまた、別れの季節でもありますね。 今回は「着物から羽織そして着物へ」と1枚の着物の変遷をたどります。 併せて、「卒園式や入学式の付き添いの着物」... 続きを見る

今よみがえる90年前の色彩 9

「昭和の着物語り9」 ☆蘇った色彩6☆ 立春を過ぎると、梅の蕾もふくらみ始め、澄んだ空気の中、高尚な香りが辺りに漂い、私たちの心を豊かにしてくれます。 梅の花は1月から3月2日までの季節の模様として古くから親しまれていま... 続きを見る

今よみがえる90年前の色彩 7

☆蘇った色彩4 ☆ 【雪輪の小紋】  昭和7年 雪輪や菊の地紋が織りだされている生地に、手描き雪輪文を染め抜きにして、反物を瑠璃紺に染め、地紋に刺繍を加えた「地紋起こし」の、贅沢な小紋です。 雪の結晶の輪郭を曲線でつない... 続きを見る

今よみがえる90年前の色彩 6

蘇った色彩―3 【縞お召】 下のセピア色の写真は大正13年絹様21歳の写真です。当時流行の縞お召に長羽織を着用しています。 着用されている縞お召と同じ雰囲気の着物が良い状態で残っておりました。 スタンのカラー写真は絹様が... 続きを見る

今よみがえる90年前の色彩 5

☆蘇った色彩―2☆ 9月に掲載した、目黒雅叙園での結婚式の写真を見たスタッフたちは「カラーだったら!・・・。」と一様に声を発しました。 今月は、セピア色の写真を、絹様のお孫様、名古屋聖子様にお召し頂き、現代の技術を駆使し... 続きを見る

今よみがえる90年前の色彩 4

「蘇った色彩-1」 【華やかな黒留袖】 上は、昭和10年4月11日、目黒雅叙園にて行われた、絹様の弟様の結婚式の写真です。 前列左端が絹様、右にお母上様、お父上様と続きます。今回は当時31歳の絹様の黒留袖にスポットを当て... 続きを見る