2023年の卒業袴のトレンドはペールトーン×くすみカラー！

卒業袴は一生に一度の特別な着物です。
卒業袴のトレンドもファッションと同様、年によって変わっているのです。
そこで今回は、2023年に卒業する方におすすめの卒業袴の色や、との組み合わせをご紹介していきます。

2023年は昨年に引き続きくすみカラーがトレンド！

2020年ごろは大正ロマンを思い出させるレトロな卒業袴や、からし色の卒業袴が人気でした。
例えばこんな感じです。

【卒業袴】白地の矢羽根模様(商品コード：s‐hk119)

赤と白の矢羽根模様の大正ロマンを彷彿とさせる着物です。緑の帯や刺繍控えめの紺色の袴がより赤を映えさせます。お袖を短めにするとハイカラさん風にお召いただけます。

【卒業袴】花(商品コード：y‐hk458)

丸みのある可愛らしく大きな梅の花とそのつぼみが舞う赤の着物に、からし色の袴を合わせたセットの商品です。柔らかな印象が卒業の春とよく似合います。

そして、2023年はくすみカラーがトレンドです。
くすみカラーは卒業袴だけでなく、通常のお洋服から子供のランドセルまで大流行しています。
その名の通りくすんでいることが特徴のお色です。近年はくすみカラーの中でも淡めの色が流行っているようです。

実は、このくすみカラー、江戸時代後期にも流行していたことがあります。使用して良い着物の素材や色が制限されていた中、限られた中でおしゃれを楽しもうと編み出された色たちです。特に鼠色系の色は近年のくすみカラーにとても近い色です。江戸時代に愛されていた色が時代をめぐって再度現代で流行するということはとても興味深いものがありますね。

くすみカラーの取り入れ方

私服で着ることも多いくすみカラーですが、着物ではどのように取り入れたら良いのでしょうか？
今年は、袴も振袖もくすみカラーのワントーンで揃えるか、くすみカラーの袴に洋大柄の振袖を合わせた組み合わせが人気です。
日常で着るような淡くてくすんだペールトーンの着物に同様のトーンの袴を合わせると最近とても流行っている淡くて可愛らしいコーディネートに仕上がります。色味次第で甘めにも大人っぽくも仕上げることができます。
また、くすみカラーを取り入れつつもアクセントをつけたいのなら洋大柄の振袖にくすみカラーの袴を合わせるのがおすすめです。優美で鮮やかな雰囲気を演出しつつ、くすみカラーで今年のトレンドを抑えたメリハリのあるコーディネートに仕上げることができます。