秋も深まってまいりました。空気が澄んで気持ちのいい季節を迎え、これからの結婚式シーズンに、着物で式を挙げたい、また、着物で参列したいという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、初めて結婚式に着物を着ていく方のなかには、「先様に失礼があっては嫌だな」「どんな着物を選べばいいんだろう」という疑問がおありかと思います。
最近は、インターネットなどで安く着物を手に入れることはできますが、プロのお墨付きなしに、正式な集まりに場違いな着物で行ってしまっては、せっかくのおめでたい席も台無しです。
そこで、着物レンタルあきの元店長であり、着物歴50年以上、家事も子育ても着物で行ったという、あべ先生こと安部麗子にお話を聞きました。
1、どんな着物を着たらいい?
参列に適した着物としては、ご年配の既婚者の方は色留袖か訪問着、未婚者の方は振袖か訪問着になります。
ただ、最近ではカジュアルな結婚式も増えましたので、レストランウェディングなど格式にこだわらないようなお式でしたら、色無地や小紋でもかまいません。
2、着物の柄・色はどんなものを選べばいい?
着物の柄はおめでたい柄に越したことはありません。おめでたい柄のことを、吉祥模様といいます。
例えば、松竹梅や、橘、菊などの植物、オシドリ、亀甲、海の波の模様を表現した青海波、宝尽くし(打ち出の小槌、巾着など)、また末広がりを象徴する扇面や地紙模様などもおめでたい柄です。
当サイトの検索窓に、「吉祥模様」と入れて検索していただくと、さまざまなおめでたい柄の着物をご覧いただくことができます。
3、参列中に気をつけるべきことは?
ふだんよりもエレガントな所作を心がけていただきたいです。大股で歩いたり、腕を高く上げたりしないようにします。また、帯より上に腕を上げると着物が着崩れてしまいますので、お気をつけください。
お食事のときも気をつけてシミを作らないようにしましょう。ナプキンを使う場合は帯締めに軽く差し込む程度にします。
椅子に座るときは、なるべく姿勢を正して座りましょう。椅子の背もたれに寄りかかると帯が潰れてしまいます。
4、着物レンタルの相場っていくらくらい?
着物レンタルあきの訪問着の最多価格帯は、35,000円ほどです。それ以外にも20,000円台の着物もございます。店舗にご来店いただける場合は、この価格に着付け代も含まれます。
当店にご来店されたお客様からうかがったお話ですが、結婚式場で着物をレンタルしますと80,000円以上かかるそうです。また、着付け料やヘアメイク代も別途掛かりますので、どうしても総額が高くなりがちです。
5、何もわからないけど、全部任せても大丈夫?
着物・帯選びも含めて全て着物レンタルあきにお任せください。
TPOに合わせた着物・小物選びから着付けまで、着物に関するお手伝いをするために、私たち着物のプロはおりますので、どうぞご安心ください。
6、予約は式の何日前までに必要?
結婚式の日程は、季節やお日取りが重なります。着物・帯の種類やサイズなどお客様に合ったものを選んでいただくためにも、なるべく早めに当サイトからご予約いただけたらと思います。
7、試着はしておくべき?
ウェブサイトの着物画像だけでは布感や色彩などが伝わりにくく、実物と印象が変わることもあります。大事なお席ですから、事前に実物の着物をご覧いただいてお選びいただくことをおすすめしています。
8、予約お申し込み
ここまでお読みいただいて、いかがでしたか。
当サイト上では、着物レンタルあきの着物を全て紹介しておりますので、そこからお好みの着物をお選びいただいてもかまいませんし、とりあえず自分に合う着物が知りたい方も何も予備知識なしにご来店いただいてもかまいません。
着物で結婚式に参列されますと、いつも以上に晴れがましく特別な気分を味わえますし、会場が華やかになりますので、他の出席者にも喜んでいただけます。
着物をふだん着る機会のない方も、全てお手伝いさせていただきますので、ぜひお試しください。
#着物レンタルあきでUPしよう!