【比較】式場レンタルサービスとレンタルショップ 結婚式の着物レンタルはどっちがいい?
これからの結婚式シーズン、着物で式を挙げたい、また着物で参列したいという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時、着物をレンタル専門店で借りるべきなのか結婚式場で借りるべきか迷われる方も多いかと思います。
本日は、着物は結婚式場と着物レンタル専門店のどちらで借りるのが良いのか、メリットデメリットを比較してみました。
結婚式場の着物レンタルの特徴
結婚式場では多くの場合、着物レンタルのサービスをオプションで付けることができます。
それではメリットとデメリットを比較してみましょう。
結婚式場で着物を借りるメリット
1.申し込みが楽です。
式場のレンタルサービスでは申し込みの手続きを一括で行うことができます。
ご自身だけでなく親族の方の着物まで一度に手配できるので、非常に楽です。
結婚式場で着物を借りるデメリット
1.値段が高い場合が多い
結婚式場のレンタルサービスはレンタル専門店に比べると割高なことが多いです。
その理由は、結婚式場の着物レンタルサービスは着物屋さんに外注している場合が多く、結婚式場の仲介手数料が加算されてしまうため金額が高くなってしまいます。
また着付け料やヘアメイク代も別で料金が掛かるため、どうしても総額が高くなりがちです。
衣装+着付け+ヘアメイクの全てを合わせると、着物あきと比べて倍ぐらいになることが多いです。
2.着物の枚数が少ない
着物レンタル専門店と比べて選べる着物の数は少ないことが多いです。
また結婚式場によってはラインナップに古い着物しかないこともあります。
気に入った着物をしっかり選びたいという方には結婚式場での着物レンタルはあまりオススメしません。
着物レンタルショップの特徴
メリット
1.価格が安い
式場と比べると、着物レンタル、着付け、ヘアメイク代のトータルコストは安く済みます。
特に当店の場合は店舗で着付けされる場合、着付け代はサービスですので、その分安くなります。
2. コーディネートが楽しめる
着物あきは専門店として、最新のトレンドから伝統的なデザインのものまで、多くの着物・帯をご用意しており、様々なコーディネートをお楽しみいただけます。
また当店の着物に詳しいスタッフは、多様な組み合わせをご提案することができます。
着物選びのお手伝いもできますので、おすすめです。
デメリット
1.ホテルや式場で着付けをする場合、別途着付け料がかかる
レンタルショップで着物を借りて式場で着付けをされる場合、別途着付け料を式場に支払わなくてはなりません。もちろん当店で着付けする場合、着付け料はかかりません。
2.店舗で着付けする場合、式場までの移動が大変
店舗から式場までの距離によっては、店舗で着付けすると式場への移動時間がかかり大変な場合があります。
式場との距離によっては、式場での着付けをオススメする場合もあります。
結婚式のお呼ばれに着るべき着物とは?
新郎新婦の母親、既婚の親族(祖母、叔母、姉妹)は黒留袖
黒留袖とは既婚女性が着る着物の中で最も格式が高いとされる「第一礼装」です。黒色の着物に五つの紋が入っていて、
裾部分にのみ模様があります。母親や祖母、既婚の姉妹など、近しい親族の既婚女性が着ることになります。
ただし最近では、母親以外の既婚の親族は色留袖を着る場合も増えています。
既婚の親族(叔母、姉妹)は色留袖もOK
色留袖は既婚女性が着用しますが、一方で振袖を卒業した未婚女性が着る場合もあります。色留袖は「第一礼装」又は「準礼装」です。こちらも裾周りにのみ模様があります。
結婚式で着る色留袖には紋をつけるのが一般的で、五つ紋にすると黒留袖と同格になります。最近では色留袖で
参列する方も増えているようです。ただし、地域や家庭によっては格の解釈が異なることもありますので、事前に両家で
相談してそれぞれの格をそろえるようにしましょう。
一つ紋、三つ紋であれば親族以外でも色留袖を着ることが出来ますが、親族と間違えられる場合もあるためご友人の方は
訪問着を着用されたほうが良いでしょう。
友人、同僚、従姉妹は訪問着
訪問着は色留袖同様に既婚・未婚問わず誰でも着用していただけます。留袖は裾だけに模様が入っていますが、訪問着は
全体に模様が入っているのが主な特徴です。こちらは新郎新婦のご友人や同僚、従姉妹におすすめです。略礼装である訪問着は
一つ紋を入れることで準礼装に格が上がります。そのため紋を一つ入れるのがふさわしいとかつてはされていました。
しかし最近では紋のない訪問着で参列される方も多く、特に問題はないとされています。
結婚式の着物を選ぶ際に注意すること
花嫁と被る色は避ける
白地の多い着物はウエディングドレスや白無垢と被るため避けましょう。もし白地の訪問着を切る場合は、柄や帯、
小物で白以外のものを選び、全身が真っ白になることは避けましょう。また、花嫁がお色直しでカラードレスを着る場合も、
事前にわかるようであればその色を避ける心遣いをしましょう。
目立つ色より優しく上品な色を選ぶ
結婚式に着る着物としてある程度の華やかさも大切ですが、主役はあくまでも新郎新婦です。花嫁より目立つようなお色味や
柄の着物は避けましょう。上品で優しい色合いの着物を選ぶことをおすすめします。また、訪問着でも黒地のものを選ぶと、
親族の方の黒留袖と紛らわしくなってしまうので控えた方が無難でしょう。
結婚式のおすすめレンタル着物をご紹介
おすすめ黒留袖
牡丹唐草、葡萄唐草に桜や菊を配し、全て豪華な刺繍が施された黒留袖です。
帯は柄の色彩や着物の刺繍のボリュームを考慮した波頭の重厚な唐織袋帯です。
→着物の詳細はこちら
目を凝らしてみると小鳥たちが戯れていて、デザイン化した松と梅模様が印象的な
本加賀友禅の黒留袖です。名物裂のきりばめに華紋の帯を合わせ格調高い一揃いです。
→着物の詳細はこちら
伝統的な格天井に白い鶴が映えます。おさえた中にも品格が感じられる一着です。
七宝つなぎの格調高い袋帯を合わせました。
→着物の詳細はこちら
おすすめ色留袖
灰桜色の地に繊細な金彩の松、金駒刺繍の梅花、笹と吉祥模様の松竹梅の取り合わせに
流水の静かな趣の色留袖です。つづれ唐織の袋帯を合わせて格調高い装いとなりました。
→着物の詳細はこちら
深い紺色地に青海波、波頭を大胆にアレンジし、金駒刺繍が施された華やかな宝鏡を中心に、
流水、唐花唐草、などの模様の色留袖です。着物と同柄の宝鏡の帯を合わせました、大柄な方に
堂々とお召し頂きたい一揃いです。
→着物の詳細はこちら
紅藤の地の裾には梅の花が満開の藁葺屋根の民家、木々に囲まれた湾は東京湾でしょうか。
苫舟や、帆立舟が描かれ遠方にも民家が垣間見える水辺の風景模様です。吉祥模様の金地の帯を
合わせ格調高い装いです。
→着物の詳細はこちら
おすすめ訪問着
深い紫紺色の地に、立ち上がる御簾風の幔幕が効果的な訪問着です。エ霞、七宝、丸紋、
松、金の縫い取りが施された菊、もみじなどが、美しい文様構成で作られています。
重厚な袋帯を合わせて、着物と帯の調和をとり、幅広の緑の帯締めで引き締めました。
園遊会、結婚式、パーティ,などにお召しください。
→着物の詳細はこちら
品のいい生成りに道長裂を斜めに配し、松、菊、梅等の色紙を散らした格調高い訪問着です。
上質な袋帯を合わせて上品な一揃いになりました。園遊会、結婚式、お茶会,等にお召しください。
→着物の詳細はこちら
金駒刺繍が施された上前の華紋、宝づくし、亀甲などに、染鹿の子の雲どりが優しい感じを
醸し出している、上品なグレーの訪問着です。金の花菱の袋帯を合わせました。
園遊会、結婚式、お茶会、パーティ等にお召しください。
→着物の詳細はこちら
まとめ
トータルコストや選ぶことができる着物のレパートリーを考えると、結婚式場で借りるより着物レンタル専門店で借りる方がオススメです。
式場への移動がご心配な場合は、式場に着物を配送いたします。
特に地方から来られる方は、式場にお送りすることが多いです。
お客様に合わせて柔軟に対応いたします。ぜひ、ご相談ください。
#着物レンタルあきでUPしよう!