【2019年】6月にオススメの訪問着コレクション | 着物レンタルあき

【2019年】6月にオススメの訪問着コレクション

こんにちは。着物レンタルの着物あきです。少しずつ暑くなってきたこの頃、みな
さまいかがお過しでしょうか。5月終わり、6月にかけては更衣(ころもがえ)の
季節です。着物も5月まで着ていたものから変わり、6月は少し涼しいものを着るよ
うになります。

6月にお召しいただく訪問着は単衣(ひとえ)と言って、袷の着物から裏を取った
ものとなります。裏をとることで通気性が良くなりこれから迎える暑い気候の中で
も涼しくお召しいただくことができます。

6月の中でも前半と後半で着物につける帯も変わってきます。合わせる帯は6月1
5日を目安としますが、その年の天候を考慮して前半に冬帯、後半からは夏帯をつ
けるのが風習です。
従って、もし5月中に着物のレンタル予約をするとしたら実際に着物をお召しにな
る予約日によって着物の帯の種類を変える必要があります。もちろん当店ではスタッ
フが予約時に時期に合う帯をご提案させていただきます。

それでは、6月にオススメする着物をご紹介させていただきます。

No.1 うす緑色地のあやめ模様(s-nh024)

うす緑色地のあやめ模様
上前の裾の方に季節の花である杜若が描かれており、6月に相応しいお着物になっております。
うす緑色地のあやめ模様
また、おめでたい柄である松竹梅の吉祥模様、そして菊の柄には金駒刺繍が施されていて高級感がある柄ゆきです。
うす緑色地のあやめ模様
また、これらの柄の背景にある金のたたきがより一層豪華さを添えています。
うす緑色地のあやめ模様
こちらはサイズが小さめのお着物です。身長が150cm前後向けの方にオススメです。

No.2 ピンク地の加賀友禅風模様(s-nh006)
ピンク地の加賀友禅風模様
こちらは、加賀友禅調の色彩の訪問着です。地色がピンクから水色系統へのグラデーションになっていてとても深みのある柄となっています。水色の部分は水面を連想させる柄で、だんだん蒸し暑くなってくる中でも涼やかな雰囲気を感じさせてくれます。
ピンク地の加賀友禅風模様
またホトトギスが描かれており6月の着物としてふさわしいものとなっております。
ピンク地の加賀友禅風模様
夏を感じさせるものだけでなく水辺の草を背景に、やがてくる秋の訪れを感じさせてくれる萩の模様を垣間見ることができます。
ピンク地の加賀友禅風模様

No.3 薄紫色地の萩模様(s-nh021)
薄紫色地の萩模様
こちらの着物は上品な薄紫の生地に金泥で描かれた「葡萄唐草」が素敵です。唐草は伸び続けることから「永続的な繁栄」を表すためのおめでたい模様(吉祥模様)とされています。
薄紫色地の萩模様
刺繍の紅白の花の下に金色の刺繍が施されている花かごが高級感を添えています。
薄紫色地の萩模様
次の季節の到来を伝える控えめな金泥の荻の花が全体に奥行きを感じさせます。
薄紫色地の萩模様

No.4 薄青と吉祥模様(s-nh011)
朱色を洗って濃さを抜いた色彩の洗い朱からグレイのグラデーションの生地に絵馬
や雪輪や短冊が描かれております。
絵馬の中には吉祥模様の菊、雪輪には流水、桐、紅葉などが描かれています。
薄青と吉祥模様
短冊には、控えめではありますが季節の花である菖蒲が描かれております。
薄青と吉祥模様
薄青と吉祥模様

No.5 若草色地の花模様(s-nh003)
6月の季語に青梅雨という言葉があります。これは、6月の梅雨の雨に木々の青葉が濡れて美しい様をいいます。この着物の地色は青梅雨を連想させるものなのでこの季節の風情に合っています。
若草色地の花模様
若草色地の花模様
緑色とピンク色の草は水辺の繊細な草を表現しています。吉祥模様の菊の花も描かれており、縁起も良い着物となっております。
若草色地の花模様

6月の訪問着の特徴

着物には、春夏秋冬の変遷だけではないもっと細やかな変化を表しています。6月
は梅雨の季節であり、特有の植物や鳥が見られる月です。着物で月日の細やかな変
化を表し、感じましょう。
着物あきでは刻々と変化する装いをご提案させていただきますので、訪問着レンタ
ルを考えていらっしゃる方はぜひご連絡くださいませ。

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