卒業式・入学式にお母様が着物を着る際に気をつけるべきこと | 着物レンタルあき

卒業式・入学式にお母様が着物を着る際に気をつけるべきこと

こんにちは。着物レンタルあきです。
夏の暑さは何処へやら、冬の足音が聞こえる季節となりました。そのうちあっという間に卒業式、入学式のシーズンがやってきます。

卒業式、入学式でお召しになる服装はもうお決まりですか?
最近、お子様の袴姿に合わせて着物をお召しになる方が増えています。

「着物を着てみたいんですが、どんな着物を着たらいいのでしょうか。」
というご質問は毎年沢山いただきます。

その時ご説明することとしては、
卒業式、入学式でお母様が着物をお召しになる際は「品よく目立ち過ぎない」ことです。地味でもなく、派手でもなく、主役はお子様と言うことを考えた上で着物を選ぶことが一般的な着物のマナーです。

例えば、地空きの(柄の少ない)訪問着、江戸小紋や色無地といった控えめな装いが好ましいです。

地空きの訪問着

▲こちらは地空きの柄です。

着物の柄に季節感を取り入れるのも良いでしょう。
卒業式のある3月には桃の花が満開な季節です。梅の着物を着ている方も時々見られますが、3月2日までが梅の季節とされているので避けたほうがよろしいですね。
3月下旬であったら、桜の柄は最高のおしゃれです。

桜の柄の訪問着

▲桜の柄をあしらった着物は多数用意がございます。

着物の色味はどうでしょうか。クリーム色や桃色といった明るい色をオススメしています。また、「水温む春」といった季語があるように暖かな春の陽を受けてキラキラ輝く水面を連想させるような訪問着もお勧めです。

訪問着 水温む春

▲さざ波をイメージした柄で「水温む春」を感じる着物です。

先ほど述べたように、季節の柄の着物だとしてもあまり派手なものは目立ち過ぎてしまいます。着物を色無地にしてトーンを抑えた上で帯や小物などでアクセントをつけてもよろしいでしょう。

最近は華やかな着物を着る方も増えています。

ここまで、あまり上品で目立たない着物をオススメしてきましたが、実は最近では控えめな着物だけでなく少し派手な着物を好まれるお母様も増えています。もちろんお母様自身も華やかな着物を着て楽しむことは大切ですし、日常と違う装いで、着物姿の美しいお母様と並んでお子様が嬉しく思うのも、懐かしく思い出に残るシーンとして素敵ですね。
しきたりに縛られる必要はありませんが、このような風習があると言うことをわかった上で遊びを取り入れていただけたらなお良いと思います。

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