【七五三編】着物を初めて着る方に知っておいていただきたいこと | 着物レンタルあき

【七五三編】着物を初めて着る方に知っておいていただきたいこと

【七五三編】着物を初めて着る方に知っておいていただきたいこと

渋谷・銀座・池袋・横浜の4店舗で営業しております、着物レンタルのあきです。
「七五三で着物を初めて着る!」という方が気になる着物の選び方を中心に、当店スタッフよりお客様に予め知っておいてほしいことをお伝えします。

ご利用用途によって着るべき着物が時代とともに変化している!?

ご利用用途によって着るべき着物が時代とともに変化している!?

まず、七五三では、お母様は訪問着を着るのが一般的です。
七五三における主役はお子さんです。
そのため、かつては「子供が引き立つように控えめな着物を選ぶ」という傾向がありました。
通常は落ち着いた色合いのピンクやブルー、クリーム色の訪問着を着ることが多かったようです。
その色の着物を着ることで、写真を撮った時にお子さんが映えるためです。
また、お子さんが着用するものとは違う色のものを着る、という暗黙の了解もありました。
ですが、最近はお母様も華やかな着物を着る傾向にあります。

七五三で親が着る着物も華やかになってきている?

七五三で親が着る着物も華やかになってきている?

訪問着は肩裾模様なので、柄が小さいと地味な印象を与えます。
最近は、この柄が大きく華やかな着物を選ぶ方が増えてきています。
色自体は今まで通り落ち着いたものを選んでいても、柄を大きくするだけで印象を大幅に変えられるのです。

着物のプロとしてこのような変化に抵抗はある?

着物のプロとしてこのような変化に抵抗はある?

抵抗を感じることはありません。
子供を目立たせるためにお母さんは地味目に、という昔ながらの精神性も素敵だと思います。
ですが、このような考え方は時代によって変わっていくものですし、何よりもお母様が着物を着て綺麗になるとお子さんが喜びます。
なので、お母様自身も気に入った着物を着ることは良いことだと思います。
なかにはお子さんよりも自分の着物選びに時間をかけているお母様もいらっしゃるくらいですから(笑)。

ただ、何も知らずに派手なものを着るのではなく、しっかり着物のルールを知った上でご自分がお召しになりたい着物を選んでいただきたいなと思っています。
当店では「本来はこういうスタイルですが、お子さんが喜ばれるのでそのようなスタイルも良いですね」と、しっかりとした知識をお伝えした上で着物選びをサポートしております。

自由度が上がったとはいえ……という線引きはコントロールします

自由度が上がったとはいえ……という線引きはコントロールします

このように「お母さんが着たい着物を着る」という流れが定着しつつありますが、それでも品のある着方は守らなければいけません。
そうでないと、お母様が恥ずかしい思いをされてしまうからです。
華やかさの中にも品があるかどうか、奇抜すぎないかどうかは私たちがきちんと判断してお伝えしているため、安心して着物を選ぶことができます。

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