男性着物

男物、紋付袴 の2種類からお選びください。

男物
袴(男性用)

男物着物はTPOに合わせて着るべき着物が変わります。

男物は、正礼装の場合基本的には黒紋付袴を着るものとされていますが、無地やぼかしであれば色紋付袴でも問題ありません。
正礼装を着る機会は、結婚式、成人式、卒業式、格式あるパーティなど限られています。

それ以外で着る略礼装としての男物の着物は、紬(つむぎ)に袴を着けます。
袴を着用しない場合は「着流し」と言います。

男物着物をオシャレに着こなすコツ

そもそも男物着物には、派手な柄はあまりありません。
柄ではなく、上質な天然繊維の素材を加工した材質のクオリティの高さでオシャレを表現するのが粋な着物の着方です。

男物着物の材質にも大島紬、結城紬、塩沢紬など、たくさんの種類があります。

大島紬とは

奄美大島を発祥とする着物で、その魅力は細かな点と点を合わせて作る絣の美しさであり、中でも泥染めは絹糸に美しい光沢を与え、その豪華さと高級感に価値があります。

絣の技巧はフランスの絣シネ、海のシルクロードを渡りインドネシアのイカット、そして大島へと伝播しました

結城紬とは?

茨城県結城市を中心に生産される着物です。大島紬と比べて豪華というよりは「渋味」がある「結城は一度、寝間着にしてから外出着にする」と言われるほど、着れば着るほど柔らかくなり味わいが出てきます。

塩沢紬とは?

新潟県塩沢町で生産される高級織物で、単衣に仕立て初夏と初秋によく着られる着物ですが、袷にして羽織を着用しアンサンブルとして袷の時期にも着用されます。

羽裏にこだわるとオシャレ上級者です。

もう一つ、男物着物で言えることは羽裏(はうら)にこだわるとオシャレです。

羽裏とは羽織の裏地のこと。かつて江戸時代に奢侈禁止令(ぜいたくを禁ずる法律)が出された時に、商人のお上に対する抵抗として見えない裏地に豪華で派手な柄を使用しました。

この名残から、着物自体は渋めで羽裏に凝った着物を身にまとうことが「オシャレ」とされています。

1ランク上のオシャレな着こなしに挑戦されてみてください。

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